トルコ・シリア大地震への政府による国際緊急援助隊の派遣において、本学会副会長の林先生をはじめ、理事の恵谷先生、高倉先生、長江先生が参画されることとなりました。
林先生よりコメントが届きましたので、皆さまにお伝えいたします。
我が国とトルコ共和国は、1890年のエルトゥールル号遭難事件以来、長きにわたり互いに支えあってきました。
1985年のイラン・イラク戦争では、トルコの航空機が我が国の国民を救出し、全ての日本人が無事帰国することができました。1999年のトルコ西部地震においては、我が国の国際緊急援助隊医療チームが活動し、2011年の東日本大震災においては、トルコ共和国から多くの支援を頂きました。
このように両国はこれまで深い友情に結ばれ互いに支援の手を差し伸べあってきました。
今回の国際緊急援助隊医療チームの派遣においては、薬剤師が医療チームの要となって、トルコ国民の防ぎえる災害死を、少しでも減らすことができるよう務めを果たしたいと思います。
日本災害医療薬剤師学会副会長 林 秀樹